脳ドックについて
脳ドックとは
脳ドックとは、脳を対象とした人間ドックのことです。現代の三大病は「脳血管疾患(脳卒中)」「心臓病」「癌」といわれていますが、従来の人間ドックでは首から上の病変については十分な検査が行われていませんでした。そこで登場したのが「脳ドック」です。最新の医用機器であるMRIを利用して脳出血、くも膜下出血、脳梗塞といった脳血管障害の予防と早期発見を目的とする脳ドックが生まれました。
脳ドックをおすすめしたい方
脳卒中は突然やってきます。脳卒中の死亡率はだんだん低下してきていますが、半身マヒや言語障害などの後遺症に悩まされる厄介な病気です。とくに、高血圧・肥満・糖尿病・高脂血症・慢性の頭痛・一過性の頭痛・一過性脳虚血発作・手足の感覚障害・運動麻痺・顔面の痙攣・ご家族に脳卒中の人がいる方は「脳ドック」の検診をおすすめします
当院の脳ドックコース
Aコース
■脳MRI(脳断層撮影)
■脳MRA(脳血管撮影)
■胸部レントゲン
■心電図
■血液検査
■尿検査
■動脈硬化検査
■腹囲(BMI)
Bコース
■脳MRI(脳断層撮影)
■脳MRA(脳血管撮影)
注意事項
以下に該当する方はご相談ください。
MRIで使われる磁石や電波は、普通の場合は人体への影響はありません。
ただし、次のような方はMRI検査を受けられないことがありますので、医師又は検査担当者にあらかじめお知らせ下さい。
ペースメーカーが体内にある方
脳動脈瘤クリップを埋め込んでいる方(検査可能なものと不可能なものがあります)
手術などで体内に金属類(人工関節プレートなど)がある場合
弾丸、破片などが体内にある場合
妊娠されている、またはその可能性がある場合
閉所恐怖症など、狭い所が苦手な方
検査前の準備
以下のものを身に着けている場合外して頂くことがあります。
金属類、時計、眼鏡、ライター、ヘアピン、鍵、アクセサリー類など
磁気カード(クレジットカード、キャッシュカード等)
その他(取り外しができる義歯、携帯電話、補聴器、カイロ、ベルト、エレキバン、金属のついた下着等)